【旅行記】韓国カジノ旅行~その2~【韓国】

本記事は、【旅行記】韓国カジノ旅行~その1~【韓国】のつづきです。

前回のあらすじ


突如生じた4連休で韓国(ソウル)にカジノをしに行くことにしたハヤシ。
飛行機の機体不良により離陸が予定より遅れたり、機内で韓国人に間違われてハングル文字で書かれた入国カードを貰ったりなど様々なトラブルに巻き込まれるも、ハヤシは持ち前の機転を活かしてこれらのピンチを切り抜ける。
そんな描写はない。
仁川空港でYくんと合流して、まず向かった先はパラダイスシティカジノ。
大小のテーブルに着いたハヤシは、サイコロの出目の傾向を読み切り「大」に一点掛け。
読みが当たり、5万ウォンを獲得するという幸先のよいスタートを切った。
果たして、ハヤシはその5万ウォンをどこまで増やすことが出来るのか。乞うご期待。

小休憩


腹が減っては戦はできない。
大小での初陣を終え、次の勝負に行く前にカジノ内のレストランに行くことにした。
パラダイスシティカジノでは、カジノのプレイ実績(テーブルゲームであれば、平均ベット額×プレイ時間)に応じてポイントが貯まり、そのポイントを使ってレストランで食事をとることが出来る。
ご飯は1食3000ポイント、アルコール類は2000~3000ポイントで頼める。
3000ポイントと言われてもピンと来ないだろうから説明すると、ミニマムベット(1万ウォン)でも3~4時間遊んでいれば貯まるくらいの額である。

3、4時間遊べば貯まるといってもまだ大小をプレイしただけで10分も経っていない。このままではご飯を食べることが出来ない。
だが、心配は無用。
新規会員登録の際に、7万ウォンのベッティングクーポンに加え3000ポイントも貰っていたのである。
「何もせずとも1食くらいはくれてやるよ」ということである。なんて太っ腹な。

「じゃあお言葉に甘えて」と、ルーレットやバカラ、BJ(ブラックジャック)で賑わっているテーブルをわき見にカジノの奥にずんずんと進んでいくとレストランにたどりついた。
レストランの入り口には、カジノのスタッフが待ち構えていた。
食事はビュッフェスタイルで、入り口でメンバーズカードを提示してポイントを先払いするシステムのようだ。
受付のお姉さんにメンバーズカードを提示するとすんなりとレストランの中に入ることが出来た。

ビュッフェは、キムチやカルビなど韓国料理が多かった。
ビュッフェを食べながら、YくんにパラダイスシティカジノのBJの注意点を教わった。
食事のときもカジノかよと突っ込まれるかもしれないが、そのカジノをしにはるばる海を渡って韓国に来ているのでそれは仕方がない。
BJのルールはカジノによって若干異なり、そのルールによって戦略が少なからず変わってくるので、ハウスルールを把握しておくことは大事である。

要点をまとめると(細かいので興味ない人、分からない人はここは飛ばしてもらっても大丈夫です)、

  • パラダイスシティでは、カードを配るのにシャッフルマシーン(通称、かたつむり)を採用しているのでカードのカウンティングが実質不可能である。毎ゲームごとにカードをシャッフルしない台においては、すでに出たカードを覚えることで場がプレイヤーに有利かディーラーに有利か判断することできる。
  • ノーホールカードである。ホールカードとは、ディーラーが伏せているカードのことであり、これがないとは、即ちプレイヤー全員のアクション完了後にディーラーが2枚目のカードを引くということである。
  • アーリーサレンダーである。サレンダーとは、ベット額の半分を払うことで勝負から降りることである。アーリーサレンダーでは、ディーラーがホールカードを確認する前にサレンダーをすることができる。レイトサレンダーの場合、ディーラーがホールカードを確認してBJでない場合に限りサレンダーをすることができる。パラダイスシティでは、ノーホールカードが採用されているので必然的にサレンダーはアーリーサレンダーとなる。また、ディーラーのアップカードがAのときはサレンダーできない。
  • スプリット後のダブルダウンは可能である。スプリットとは、ディーラーから配られた最初の2枚が同じ数の場合にベット額と同額を追加ベットすることでカードを2つに分け、それぞれに2枚目以降のカードを追加することである。ダブルダウンとは、次に1枚だけしか引けない代わりに掛け額を倍にすることである。
  • Aをスプリットした後は、カードを1枚しか引くことが出来ない。また、Aをスプリット後に10,J,Q,Kを引いてきて21が完成した場合にはBJとならずに21と扱う。

敗走


前回のあらすじで散々煽ったにも関わらず見出しで盛大にネタバレしていますね。
これには、杏子ちゃんもびっくり。
気を取り直して、以下どうぞ。

腹ごしらえも済んだし、Yくんにハウスルールを教わって準備は万端。
ちょうどミニマムベットが1万ウォンのBJのテーブルの右端に1席空きがあったのでそこに座った。
久々のカジノに少し緊張しながらも1万ウォンをベッティングサークル(チップをベットする場所)に置く。
ディーラーがカタツムリからカードを取り出す。
右端の席(ディーラーから見て左端の席)に座っているので一番最初にカードが配られる。
1枚目は10、なかなか悪くない。
10と絵札(J、Q、K)は10として扱われるので約30%(4/13)の確率で20が完成する。また、Aが来ればブラックジャックだ。
2枚目は4、そしてディーラーのアップカードは9だった。最悪ではないが、あまり好ましくない状況である。

改めて説明するまでもないが、BJというゲームは21を超えない範囲で21により近い方が勝つゲームである。
カジノの場合、この勝負はディーラーとプレイヤー間で行われ、ディーラーとプレイヤーともに21を超えた場合(バスト)は、ディーラーの勝ちとなる。
ディーラーは、自分の手札の合計が17になるまで自動的にヒット(カードを引く)することを義務付けられている。
そのため、最終的なディーラーの手札の合計は、17、18、19、20、21、バスト(21以上)のいずれかになる。
つまり、プレイヤーは17以上の手札を作らなければディーラーがバストするのを期待するしかないのである。
逆に言えば、プレイヤーは17以上の手札を作らなくてもディーラーがバストすれば勝負に勝つことができる。

今回の場合、自分の手札の合計は14なのでバストするリスクを犯して17以上の手札を作りに行くか、ディーラーがバストするのを期待してステイ(カードを引かないこと)するか、あるいは勝負から降りる(サレンダーする)という3つの選択肢がある。

期待値的には、バストするリスクを犯してヒットするのが最善手である。
ディーラーのアップカードが9の場合、バストする確率は25%未満であり、これはヒットした際にディーラーより強い手札を作る確率よりも数%低い。
なので、合理的に考えればここはバストを恐れずヒットする場面である。

だが、合理的に行動ができないのが人間の弱さである。いや、ぼくの弱さである。
自分の弱さを人間一般まで拡張するのは良くない。
ここは謝罪しておく必要があるだろう。
「合理的に行動できる人類のみなさん、ごめなさい。」

そうこう逡巡している間に、ディーラーが全プレイヤーに2枚目のカードを配り終えた。
配る順番と同じくアクションの選択をするのも右端のプレイヤーからである。つまり、ぼくだ。
ディーラーがアクションの選択を要求する。
「ステイ」、迷いのない声で宣言した。
「そもそも合理的に行動できていれば、カジノなんかに来ていない。」
そう、開き直りである。

隣のプレイヤーは手札の合計が17なのでステイ。
その隣のプレイヤーは、手札の合計が9なので当然ヒット。
配られたカードはなんと7。
「あの時ヒットしていれば自分の手札は21になっていたのに」と思うが、仕方がない。
ディーラーがバストするのを祈るだけ。
ディーラーが2枚目のカードを引く。Jackだ。合計19。バストせず。

結局この後3連敗、1勝、3連敗で、5万ウォンのチップがなくなってしまった。
如何せん、ディーラーがバストしない。
額は少ないもののこんなに一瞬で全額負けるのは初めてだった。
負けるときは負けるとでもいうべきか。
いや、何も言えていない。

勝つときは勝つのである。ただ今はその時ではなかっただけなのである。
我々はパラダイスシティを後にし、セブンラックへと向かった。

【旅行記】韓国カジノ旅行~その3~【韓国】につづく




あとがき、というかひとり言


早いもので前回の投稿から2週間、韓国旅行から1カ月経とうとしています。
お前の投稿スピードが遅いだけじゃという怒鳴り声が聞こえてくるような気もするが無視無視。

マーケティングではターゲットの設定が重要と言われますが、今回の旅行記ではその設定が出来ていなく中途半端になってしまったと個人的には感じています。

今回の旅行記はカジノ(ブラックジャック)をメインにしています。
そのため、ある程度ブラックジャックについての知識がないと楽しんで読むことが出来ません。
もっとも、ブラックジャックの知識があったところで楽しめるクオリティからは程遠いかもしれませんが。

ブラックジャックについての知識がない人にも楽しんでもらおうと、ルールの説明を文中に挟みまくったのですでに十分知識がある人にとっては煩わしくなってしまったかもしれません。
また、その説明についても端折っていたり説明不足な点があると思っており、ブラックジャック初心者の方には分かりづらいものとなってしまったかもしれません。

まあ、あくまでも趣味で書いている旅行記なのでそこら辺はご了承ください。

2017年9月17日自宅においてベットでごろごろしながら。
ハヤシ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です